今年も、
大口町商工会主催の「おおぐち経営塾2017」に、登壇させていただきました。
今回は、受講生の皆さんの高い熱意を受け取って、創業当初の「姿勢について」お話ししました。
今年のテーマは、「効果性の高いリーダーシップ」です。
創業間もない頃には、予想できないたくさんの「課題」を抱えることになります。
その課題は、自分の考えや仕組みを見直すためのきっかけとして自分の目の前に現れるわけですが、
そんなふうに「悠長な状況ではない」と受け止めざるをえない状況に追い込まれることにしばしば見舞われます。
そんな状況の中では、どちらの方向に進めばよいと決めていたんだろうか?
どんな方法で進むんだったのかな?
などなど、立ち止まって考える時間と心のゆとりを失ってしまいます。
だからこそ。今、正に事業計画書を書く前に、最後にもう一度。
立ち止まって、考えてください。
考えつかないのであれば、考え尽くすことが大事だという軸から、講義を担当しました。
自身の経験と、これまでの学習から得た情報や知識を、惜しみなくお伝えすることができ、
お役に立てたら嬉しいなぁと思っていましたが、
さっそく、アンケートの回答をお知らせいただくことができました。
「改めて創業に当たる姿勢が大事だと実感しました」
「角度の違う視点の、前向きな考えが生まれました」
等、それぞれの受講者がそれぞれ手に入れたものがあったことが伝わる感想をいただくことができました。
経済環境は、良好なときばかりではありません。
事業環境も、経済とは無縁なところから、悪化することもありますが、
100年続く企業を目指すほどの志を立てて、スタートしていただくことができたら嬉しと思います。